豊橋筆とは

豊橋筆販売

豊橋筆について

豊橋筆は特殊な技法「練り混ぜ」を使って作られており、墨になじみやすく、滑るような書き味が特徴の筆です。
この豊橋筆の歴史は古く、その始まりは二百年以上前の江戸時代にさかのぼります。

江戸時代、豊橋は吉田藩七万石の城下町でした。
その吉田藩の財政難の際に、下級武士が内職として始めたのが豊橋筆の始まりです。

豊橋は山間部にあり、筆を作るための材料を簡単に調達する事ができ、また、東海道五十三次の宿場町であったため、豊橋で作った筆は全国へと広がっていきました。

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豊橋筆 筆作り工程

団体で体験をお申し込みいただいた方には、職人による筆作りの実演もご覧いただけます。

選別1.選別

原毛から毛の質を見極めて、用途別に選り分けます。これは筆の善し悪しを決める重要な作業です。

毛もみ2.毛もみ

焼き灰と鹿の毛でもみ、毛についた脂分を取り除きます。こうすることで墨の含みをよくします。

毛揃え3.毛揃え

「金ぐし」と「はんさし(出刃)」で、悪い毛を抜き出し、毛を整えます。整えた毛は二枚の板で寄せながら、長さ別に区別します。

寸切り4.寸切り

「分板(ぶいた)」と呼ばれる板に毛を固定させ、穂の長さに応じて切り揃えます。分板には、さまざまな長さがあります。

練りまぜ5.練りまぜ

水に浸した毛を薄く伸ばしては何回も折り返し、毛が均一になるよう、むらなく混ぜ合わせます。

尾締め6.尾締め

根元を麻糸で締め、「こて」で焼き固めます。しっかり尾締めされていない筆は、毛が抜けやすくなります。

接着7.接着

穂を軸に入れてボンドで接着します。穂と軸の太さは1つ1つ微妙に異なるため、軸を削って大きさを調整します。

仕上げ8.仕上げ

穂全体にノリをたっぷりと含ませ、糸を巻き付けながら余分なノリを落とし、穂の形を整えます。乾燥したら完成です。

※これは、豊橋筆の中でも「高級筆」と呼ばれる筆の製法です。

豊橋筆とは?(もっと詳しく)

豊橋筆は特殊な技法「練り混ぜ」を使って作られており、墨になじみやすく、滑るような書き味が特徴の筆です。
職人に受け継がれてきた、多様な動物の毛の特性を知り尽くし、あらゆる用途に合わせた専用筆を作り出す技により、書道用、日本画用、工芸用など、百種類以上の筆があります。
安定した書き味は、一般の筆に比べて三倍は長持ちすると支持されており、書道家など筆の専門家からも高い評価を得ています。

この豊橋筆の歴史は古く、その始まりは二百年以上前の江戸時代にさかのぼります。
江戸時代、豊橋は吉田藩七万石の城下町でした。
その吉田藩の財政難の際に、下級武士が内職として始めたのが豊橋筆の始まりです。
豊橋は山間部にあり、筆を作るための材料を簡単に調達する事ができ、また、東海道五十三次の宿場町であったため、豊橋で作った筆は全国へと広がっていきました。

今日では国内生産の約四分の一、高級筆においては八割のシェアを占める、年間180万本が全国で販売されています。
1976年には、伝統工芸品に指定されました。